くさび式足場の作業手順書・解体工事の施工計画書を提供 手すり先行工法の基本知識

足場の作業手順書を作成するにあたり、「手すり先行工法」について正しく理解していますか？こちらでは手すり先行工法に関するガイドラインの概要や、足場設置基準についてご説明します。坂東施工図考房では、くさび式足場の作業手順書・解体工事の施工計画書などをご提供します。

建設業における死亡災害の原因は、墜落・転落によるものが多く、その中でも足場からの墜落が高い割合を占めています。そこで足場からの墜落を防止する対策として、手すり先行工法が開発されました。常に手すりで囲まれた状態で作業ができるため、墜落の危険性が低くなります。

平成15年4月には、厚生労働省より「手すり先行工法に関するガイドライン」が策定されました。手すり先行工法による足場の組み立て・解体作業を行うことにより、働きやすい安心感のある足場作り、快適な職場環境の形成を目的としています。

事業者は労働安全衛生関係法令を遵守するとともに、手すり先行工法ガイドラインに基づいて足場の組み立てなどの作業を行うことにより、労働災害の防止に努めることが求められます。

また事業者は、足場を設置する作業箇所について事前調査を行う必要があります。具体的には、敷地内調査（建築物の有無、敷地の広さ、形状、傾斜、土質の状況など）と周囲の調査（隣接する建築物の有無、架空電線の有無、道路や交通量の状況など）の実施です。そして足場計画や機材管理計画、作業計画などの各計画及び工程表を作成することで、足場にかかる施工計画を策定し、関係労働者に周知徹底することが重要です。

施工計画書・作業手順書の作成をスムーズに行うには、テンプレートを活用するのも一つの方法です。坂東施工図考房でご提供しているくさび式足場の作業手順書について、よくあるご質問は以下をご覧ください。

ガイドラインによると、手すり先行工法は大きく分けて次の3つの基準があります。

• 手すり先送り方式
• 手すり据置方式
• 手すり先行専用足場方式

安全性の高い足場を設置するために生み出されたこの工法は、我が国の安全の歴史上、非常に画期的なことです。ガイドラインの制定と労働安全衛生規則の改正により、足場からの墜落災害は減少しつつあります。手すり先行工法ガイドラインに基づいて作業手順書へ落とし込み、作業時の墜落を防止する取り組みを行いましょう。

坂東施工図考房ではくさび式足場の作業手順書をはじめ、解体工事の施工計画書、電気・建築など様々な工事のテンプレートをご用意しています。作業手順書を早く簡単に作りたい方はぜひご活用ください。

坂東施工図考房がご提供するくさび式足場の作業手順書・施工計画書はWord形式ですが、Excel上で編集することもできます。不足部分の追加・不要部分の削除も簡単にできますので、アレンジしやすいと評判です。原則としてご注文いただいたその日に発送いたします。

くさび式足場の作業手順書・解体工事の施工計画書を効率よく作成するなら、坂東施工図考房へお気軽にお問い合わせください。